衆議院選挙を受けての特別国会が召集され、自民党の高市早苗総裁が首相に指名されました。
衆議院の本会議で、投票総数464票のうち自民党・日本維新の会などの354票を集め首相に指名された高市氏ですが、参議院では1回目の投票で過半数に1票届かず、中道改革連合の小川代表との決選投票の末、第105代の首相に指名されました。
首相指名選挙では、衆議院では公明党とともに中道改革連合へ合流したものの、参議院では存立している立憲民主党の一部の議員が水岡代表に投票し、公明や衆議院の中道との足並みがそろいませんでした。
立憲・森裕子参院議員:
立憲民主党に所属しているので、私たちの理念は何も変わっていないということを示すためにも、立憲民主党の代表に投票させていただいた。
与党が圧倒的多数の議席を占めるなかで高市首相が再選されたことをうけ、野党各党は一様に「丁寧な国会審議」を求めています。
国民民主・玉木代表:
(高市首相に)祝意をまず申し上げたい。衆議院は(与党が)圧倒的多数だが、参院はきょうも決選投票になるくらいだから、その意味では緊張感を持ち、丁寧に野党の意見にも耳を傾け、我が党をはじめ野党や野党に託された国民の思いに丁寧に耳を傾ける国会運営をぜひお願いしたい。
中道・小川代表:
心から祝意を申し上げつつ、健全にそして厳しく対峙させていただきたい。国民生活を憂慮する思いは同じ。しかし、国会において慎重かつ丁寧な審議が必要であるということは譲れない。この2つを今後どう両立していくのか、野党第1会派としても努力なり苦心を重ねていきたい。誠意を持って誠実に対応していきたい。
参政・神谷代表:
我が党は別に野党だから何でも反対ということはしない。国益をしっかり自民党が果たすんだということであれば、そこは当然協力するので、本当に政策の中身次第で賛成にも反対も変わる。
連立与党・日本維新の会の吉村代表は、午後5時から首相官邸で開かれた高市首相との与党党首会談の後、新年度予算案を年度内に成立させるため、予算委員会での与党の質疑時間を削減すべきとの考えを示しています。
維新・吉村代表:
与党なんだから、直接聞けばいいやんかって僕は思いますけど。審議時間もより集中して審議をすることで審議を充実させるのはできると思う。国民生活を考えると年度内に成立させた方がいいに決まってるので、国民の生活を第一に考えた運営をやっていくべきだ。
1次内閣の全ての閣僚を再任した高市首相は、皇居での首相の親任式と閣僚の認証式を経て、第2次高市内閣を発足させ、18日午後10時過ぎからの会見で内閣の基本方針などを国民に説明する見通しです。