2026年の住みたい街急上昇ランキング1位は東京・杉並区の「方南町」。
地元住民も、この結果に「え~すごいすごい!」とビックリです。

不動産検索サイトを運営する「LIFULL」が発表した2026年の住みたい街ランキング。
掲載された物件への問い合わせ数を駅別に集計し、利用者が本気で探した街が分かるランキングだといいます。

借りて住みたい街の1位は、2年連続で東京メトロ東西線の「葛西」。
40平方メートルのマンションの賃料相場は9万1316円で、周辺の駅よりも家賃相場が安いことが特徴です。

2位は「八王子」で、3位は「大宮」。

いずれも交通の利便性などが評価され、4位の「本厚木」とともにトップ10常連の“郊外御三家”と呼ばれています。

トップ10ではありませんが、順位が大幅にアップした“急上昇”ランキング1位となったのが、東京・杉並区の「方南町」。

前年から一気に66ランクもジャンプアップしました。

全国的には聞き慣れない地名ですが、方南町の魅力はどこに?

まずは、交通の利便性。

2019年に東京メトロ丸ノ内線の本線への直通運転が開始され、新宿まではわずか11分。
さらに、始発駅なので銀座や東京など、都心方面の地下鉄に乗る際に座れるのもうれしいポイントです。

そして、食べ物や買い物の選択肢も充実していました。
ランチタイムには行列ができるなど、方南町はラーメンの知られざる激戦区なんだとか。

さらに、から揚げ弁当の人気店やハンバーガーのおいしいカフェなど「地元グルメ」も盛りだくさん。

子育て中という方南カフェの山敷店主は「住みやすい街。子供たちが遊びやすい大きい公園があったり」と話すなど、子育て世帯にも優しい街なのです。

双子の赤ちゃんと散歩中のお母さんからは「土日はここ駐輪場がすごく埋まっているので、だいぶ。(子育て世代の)人が多い、にぎやか」との声が聞かれるように、大型ショッピングモールの前には広い公園があり、多くの子供たちでにぎわっていました。

ところが「ファミリー層が多いので安心して過ごせる」「スーパーもたくさんあるし、公園とかもあるのですごく住みやすいなと。あと病院もあって」「子育て世代には全部必要な物が揃ってるのでおすすめ」と、地元の人が大絶賛する方南町の知名度はいまいち。

地元住民からも「路線がちょっと外れてるから“穴場感”はあったかも」「方南町って言ったらあんまりみんな知らないので、あそこの丸ノ内線みたいな感じで終わっちゃいます」との声が聞かれました。

そんな穴場の町「方南町」が有名になってしまうと「ついに知られちゃったか」「うれしい半面、悲しい半面、人が増えるのは…」と、ちょっと悔しいとの声も。

なぜ今、方南町人気が急上昇したのでしょうか。

ミニミニ城南 明大前店・営業スタッフ:
京王線・中央線が新宿に通いやすいので、賃料が値上がり傾向。

JR中央線や京王線など、周辺の沿線の家賃相場が軒並み上昇したことで、割安な方南町の物件の問い合わせが増えたといいます。

一方、物件を買って住みたい街の1位は神奈川県の「湯河原」でした。
温泉地として知られる湯河原では、温泉付きの中古マンションなども1000万円台から購入可能。

都心の物件高騰で郊外の物件への問い合わせが増えた一方、6年連続1位だった「勝どき」は34位でした。

買って住みたい街の“急上昇”ランキングでは「東京・大井町」が2位に。

JR大井町駅では3月28日、駅に隣接する大型複合施設が開業。
注目度が高まり、一気に474ランクのジャンプアップとなりました。

利便性か、それとも家賃や物件のコスパ重視か。
住まい選びの基準は様々なようです。

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「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
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