テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「カフハラ=花粉症ハラスメント」についてお伝えします。

花粉シーズン到来か!? 

まずは、古山予報士が先日訪れたえびの市の写真から。

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「スギの花」が真っ赤に色づき、今にも花粉を飛ばしそうな「発射準備完了」と言えそうな状態です。花粉症の方は、この写真を見るだけで鼻がムズムズしてきそうな…写真ですね。

まさに、「花粉シーズン到来!?」といったところでしょうか。ウェザーニュースの花粉観測機によりますと、15日に群馬・埼玉・千葉で全国初の花粉シーズン開始が発表されました。

 そして宮崎県も例外ではありません。宮崎大学医学部の調査によると、17日には県内すべての観測地点で少量の花粉が観測され始めており、いよいよシーズン突入と言えそうです。

この先の花粉予報を見てみると、20(金)までは少ない予想ですが、21(土)には今シーズン初めて「やや多い」予報となっています。

くもりの日も「やや多い」予想の理由は?

特に注意したいのが、気温の変化です。通常、花粉は「晴れて乾燥した日」によく飛ぶとされていますが、22(日)と23(月)は曇り空にもかかわらず「やや多い」予報となっています。その理由は「気温」にあります。

22(日)の最高気温は21℃と、4月中旬並みの暖かさが予想されています。スギの雄花は気温が上がると、開きやすくなる性質があるため、太陽が隠れていても、この暖かさによって一気に花粉が放出されてしまうのです。

花粉症“ではない人”は「カフハラ」に注意を

ここで古山予報士から、「カフハラ(花粉症ハラスメント)」という言葉が提唱されました。花粉症ではない人が、無意識のうちに症状がある人を苦しめてしまう行動を指します。

古山予報士は、以下の3つのポイントに注意を呼びかけました。

1.室内への花粉の持ち込み
 上着を払わずに室内に入るなど、配慮に欠ける行動に注意が必要です。

2.勝手に窓を開ける
 換気のために良かれと思っても、花粉症の人にとっては死活問題になることがあります。

3. 勘違い・理解不足
「気合で治せ」といった精神論など、誤解や知識不足からくる発言は、相手を傷つける「ハラスメント」になり得ます。

症状はさまざまなので、寄り添う気持ちが大切です。「みんなで自分事として花粉症を捉えてほしい」と語る古山予報士。花粉症の人もそうでない人も、お互いにストレスなく過ごせるよう、思いやりの気持ちを持つことが大切です。

(テレビ宮崎)

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