県教育委員会は2月12日、3月4日と5日に実施される公立高校入試の出願倍率を発表した。県全体での出願倍率は0.77倍と、過去最低だった2025年の0.81倍をさらに0.04ポイント下回り、新たな過去最低となった。出願者数も過去最低を記録している。

県全体の状況

県教育委員会の発表によると、来年度の入学者向け公立高校入試は、推薦枠を除いた学力検査の定員1万425人に対して出願者数は7986人となっている。

森田忠和・県教育庁高校教育課指導監は「生徒数減少というものと、私学とか通信制への学校への進学もあるのではないか」と要因を分析している。

学校別の状況

最も倍率が高かったのは鹿児島市の鹿児島南高校の体育科で2.38倍を記録。次いで鹿児島玉龍高校が1.68倍となっている。一方で全日制・定時制合わせて64校128学科で定員割れが発生した。

鹿児島学区

鹿児島学区では、鶴丸高校が1.52倍、甲南高校が1.58倍、鹿児島中央高校が1.61倍と比較的高い倍率を維持している。明桜館高校の商業は1.04倍、松陽高校の美術は1.29倍だった。鹿児島工業高校の工業Ⅱ類は1.26倍となっている。

一方、鹿児島女子高校はすべての学科で定員割れとなった。吹上、伊集院、市来農芸、串木野の各高校も、吹上高校の電子機械以外はいずれも定員割れとなっている。

南薩学区

南薩学区では鹿児島水産高校の海洋が1.11倍となったものの、指宿、山川、頴娃、枕崎の各高校はいずれも定員割れとなった。川辺、薩南工業、指宿商業の各高校も同様に定員割れとなっている。

北薩学区

北薩学区では川内商工高校のインテリア・商業が1.00倍、出水高校の普通科が1.21倍となった。一方、薩摩中央高校と鶴翔高校はいずれも定員割れとなっている。

姶良・伊佐学区

姶良・伊佐学区では定員割れの学科が相次いでいる中、加治木工業高校の電子が1.23倍、隼人工業高校の情報技術が1.29倍、国分高校の理数が1.39倍、国分中央高校の生活文化が1.32倍と、一部の学科では比較的高い倍率を維持している。

大隅学区

大隅学区では、鹿屋農業高校の食と生活が1.16倍、鹿屋工業高校の電子が1.35倍となった。一方、曽於、志布志、串良商業、南大隅、鹿屋女子の各高校はいずれも定員割れとなっている。

熊毛学区と大島学区

熊毛学区の種子島、種子島中央、屋久島の各高校はいずれも定員割れとなった。大島学区では大島高校が1.04倍、徳之島高校の総合学科が1.08倍となったものの、奄美高校と大島北高校はすべての学科で定員割れとなった。与論高校は出願者がいない状況となっている。

定時制

定時制では、開陽高校の普通科が1.63倍となった一方、同校のオフィス情報は0.25倍と大幅な定員割れとなっている。

今後のスケジュール

出願の変更は2月16日から20日正午まで受け付けている。学力検査は3月4日に国語、理科、英語、5日に社会、数学、面接が実施される予定だ。

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