サッカーJ2ブラウブリッツ秋田の本拠地となる新たなスタジアムの整備に向けた秋田市・秋田県・クラブの事務レベル協議が12日、秋田市で開かれ、クラブ側が県と市に対し「民設は難しい」と伝えました。

新スタジアムを巡っては、県が2月9日、ブラウブリッツを中心として民間資金を調達することを前提に、県と秋田市が連携して八橋運動公園に公設で整備する方針案を示しました。

一方で「八橋運動公園の管理者である秋田市が整備主体となるのが適当」としています。

秋田市は、市が単独で主体とならないこと、維持管理費を負担しないことを前提条件に挙げていて、沼谷市長は10日の市議会で「スタジアム整備に積極的だった県が、等しく責任とリスクを背負わないとすれば残念」と話しました。

12日には秋田市で事務担当者レベルの3者協議が開かれ、ブラウブリッツが方針を示しました。

協議は非公開で行われ、この中でブラウブリッツの担当者が、市と県に八橋運動公園内で民間主体の事業を行うのは法令上のハードルが高いことなどから「民設での整備は困難である」と伝えたということです。

また、維持管理・運営費は、ブラウブリッツを中心に構成する運営会社が賄うことを基本とする方針です。

スタジアムの規模は収容人数1万人を目指す考えで、資金確保に向けて企業版・個人版のふるさと納税を活用するため、受け皿となる制度や基金の創設について県と市に協力を求めました。

ブラウブリッツ秋田・岩瀬浩介社長:
「なるべく整備費を抑え、維持管理コストを考えた工夫を提案していきたい。これから具体的に3者協議に入っていってすり合わせを行うと感じているので、改めてのスタートだと思っている」

これで県・市・クラブの整備に向けた方針が出揃いました。長く続く議論が前に進むのか、どう決着するのか、今後の協議に注目です。

秋田テレビ
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