熱戦続くミラノ・コルティナ五輪ですが、岩手県出身選手の地元では、活躍を後押ししようとパブリックビューイングが行われています。
2月10日に行われた、スピードスケート吉田雪乃選手とスノーボード岩渕麗楽選手の地元の会場からも大きな声援が送られました。
齋藤優花記者
「吉田雪乃選手を応援するパブリックビューイング会場では、試合開始を前に多くの市民が集まり、会場はすでに熱気に包まれています」
日本時間の10日、スピードスケート女子1000mに出場した、吉田雪乃選手の地元盛岡市です。
深夜にも関わらず約160人がパブリックビューイングに訪れました。
吉田選手は勢いよく飛び出し良いスタート切ると、200mを17秒92と好タイムで通過します。
しかし後半にスピードが延びず1分16秒11でフィニッシュ、初めての五輪のレースは16位に終わりました。
吉田雪乃選手
「いざスタートラインに立つと、この観客の声援と今までやってきたことを出さなきゃと思った瞬間に、体が硬くなったような感覚だった。500mではもう少し自分の滑りができるんじゃないかと思うので、あと5日間しっかりと調整していきたい」
会場には吉田選手が所属する「寿広」の同僚も駆けつけ、この後の競技も後押しすると話していました。
吉田選手の同僚からは「試合になると目つきが違う。普段は職場の雰囲気を盛り上げてくれる子、きょうはちょっと緊張しているのかなと、また来て応援したいと思う」などの声が聞かれました。
吉田選手は、日本時間16日行われる得意の500mでメダル獲得に挑みます。
日本時間の10日は、スノーボードビッグエア決勝に一関市出身の岩渕麗楽選手が出場、地元で行われたパブリックビューイングの会場には、午前3時を過ぎての競技開始にもかかわらず、岩渕選手の家族など約90人が駆けつけ声援を送りました。
過去2回の五輪ではいずれも4位、悲願のメダル獲得を狙う岩渕選手は1回目に、3回転半を決め、3位につけます。
そのままの勢いで2回目、3回目と果敢に難易度の高い技に挑みましたが、着地に失敗し、合計点数を伸ばすことができず11位、メダルには届きませんでした。
岩渕麗楽選手
「だいぶ悔しい結果にはなってしまったが、やり切れていたかと思っていて、それが過去2大会と違うところ、ここで攻める以外の理由は無かったので、全部自分のできることを出し切るつもりで、本気の2本でした」
岩渕選手の姿を見守っていた祖母の裕子さんと妹の璃音さんは、今までの努力を称えながら次の競技に向けエールを送っていました。
岩渕選手の祖母 岩渕裕子さん
「みんなのレベルが上がっていて、無理をしてケガするのは困るなと思った。(次は)納得のいく形で滑り切ってほしい」
岩渕選手の妹 岩渕璃音さん
「本人も頑張ったからこその涙だと思うので、やりきってくれて良かった。次はスロープスタイルがあるので、気持ちを切り替えて頑張ってほしい」
岩渕選手は、日本時間16日に行われる、スロープスタイルに出場します。
(岩手めんこいテレビ)