最近では100円ショップでもいろいろな種類の観葉植物が販売されています。とくに春先の3月から5月ころにかけては種類も増えてきて、どの植物にするか迷う人も多いでしょう。

もちろん見た目で決めてもまったく問題ありません。しかし、もし“育てやすさ”を重視するなら個人的には断然「スパティフィラム」がお勧めです。

スパティフィラムは初心者でも育てやすい(画像はイメージ)
スパティフィラムは初心者でも育てやすい(画像はイメージ)

南米を中心に約70種が分布するサトイモ科の植物で、根がとても丈夫。生育速度の早さも魅力です。

また、耐陰性が強く日陰でもよく育ってくれるのも特徴。光の管理が難しい初心者には最適なのです。

さらに、一番の推しポイントは一年に一度、花が咲くこと。正確には “仏炎苞(ぶつえんほう)”という葉が変形したものなのですが、総称して“花”と呼ばれています。

スパティフィラムの仏炎苞は、まるで本物の花のように白くて美しい!一年に一度咲く花は、大切に育てたご褒美のように感じています。

スパティフィラムは一年に一度白くて美しい“花”を咲かせる(画像はイメージ)
スパティフィラムは一年に一度白くて美しい“花”を咲かせる(画像はイメージ)

春前の2月~3月ごろから小さな苗を育て始めた場合、上手に育てれば翌年の2月~3月、遅くても5月~6月ごろに仏炎苞が開く=花が咲くはずです。ご褒美を楽しみに、ぜひ頑張って育ててください。

「フィカス」も育てやすい

もう一つ初心者にお勧めしたいのが「フィカス」。「ゴムノキ」の名前でも有名なクワ科の植物で、13世紀までは実際にゴムを採っていました。

お店によっては「ガジュマル」など、具体的な種類の名前で売っているところもあります。「フィカス」に分類される植物を育てたい場合はネットで検索するかお店の人に聞いてみてください。

フィカスの一種である「ガジュマル」(画像はイメージ)
フィカスの一種である「ガジュマル」(画像はイメージ)

特徴はスパティフィラムと同じくらい強い生命力。初心者でも枯らさずに大きく育てやすいです。自生地ではなんと樹高30mになる種もあります。

ただ、日本の家屋で育てる場合はそんなに大きくなることはありませんし、サイズは枝などを切る“剪定”という作業によって調整できるので心配要りません。

また、フィカスは光を好む植物なので日光が当たる部屋で育てるにこしたことはありませんが、成長が遅いだけでゆっくりと育ってくれるので、本が読める程度の光があれば心配する必要はありません。

初心者でも育てやすい「スパティフィラム」と「フィカス」。

見た目などの好みでどちらかを育ててみてはいかがでしょう。

買う際は「葉の数」に注目

ちなみに、100円ショップでまだ小さな赤ちゃん苗を買う場合、より元気に育ちやすい苗を選びたいなら「葉の数」に注目してください。