2月8日の投開票に向けて始まった「真冬の選挙戦」、その注目区の1つが、名古屋の中心部、東区や中区などが選挙区の『愛知1区』です。前回圧勝した減税日本・ゆうこく連合の前職に、自民と中道の元職と、参政の新人が挑みます。
■「選挙モンスター」新党結成で奔走
減税日本・ゆうこく連合の前職・河村たかしさん(77)は、“われこそが元祖減税”と、名古屋市長時代の市民税減税の実績などを訴えます。

減ゆ・前 河村たかし氏:
「元祖減税河村たかしだぎゃー。役員や議員が何か作ったのかと、より良いものをより安く作ったのかと。それよりラーメン屋のおやじの方がよっぽど大事です。そういう社会をつくっていく」
河村さんは過去の選挙で圧倒的な強さを誇り、前回の衆院選でも、他の候補の比例復活を許しませんでした。
公示直前の1月24日には原口一博氏らと新党「減税日本・ゆうこく連合」を結成し、今回の選挙では、愛知県の小選挙区に8人の候補者を擁立しています。
27日夜、河村さんは自身の選挙区ではなく、愛知5区の候補の集会を訪れていました。
減ゆ・前 河村たかし氏:
「小選挙区で勝つのが一番いいけど、万が一いかんかっても、今度比例復活もありますので。ぜひ当選すると思って応援したってちょうだい」
初日から党の代表として各候補の応援にフル回転です。
減ゆ・前 河村たかし氏:
「きょうはようしゃべって、まあくたびれたわ。名古屋の言葉を広げないかんだろ。元祖減税、元祖減税」
■「中道」誕生で 公明票の行方は…
中道改革連合の元職・吉田統彦さん(51)は選挙カーでマイクを手に、強い決意を語ります。

中道・元 吉田統彦氏:
「打倒河村たかし、その思いでやっております。河村たかしに勝つまでやってまいります、諦めません。ネバーギブアップ」
現役の眼科医でもある吉田さんが、選挙戦で訴えるのは…。
中道・元 吉田統彦氏:
「保育料、出産費用の無償化、18歳までの医療費無償化、おむつの無償化。立憲民主党と公明党が一緒になった中道改革連合にしかできない政策だと思います」
新党「中道」の誕生で注目を集めるのが、公明票の行方です。街頭演説には、公明党の里見隆治参院議員も応援に駆けつけ、協力関係をアピールしました。
公明・里見隆治参院議員:
「この中道の大きな塊をさらにさらに大きく、皆さまに育てていただきたい」
中道・元 吉田統彦氏:
「力強く連携していただいてありがたい限りです。私は(現職の時)厚労委員会の公明党の皆さんと色々政策一緒にやっていましたので違和感ないですよ」
■「高市推し」で議席奪還なるか
自民党の元職・熊田裕通さん(61)は「高市推し」を前面に出し、積極財政による経済政策や、安全保障の強化を訴えます。

自民・元 熊田裕通氏:
「高市内閣が目指す第一の目標は経済政策、国を豊かにするということであります。税率を上げなくても税収が自然に上がってくる。この税の好循環をつくっていく」
前回の衆院選で敗れるまで、4期連続で小選挙区で当選していました熊田さん、住宅街をくまなく回り、地道に支持を訴えます。
自民・元 熊田裕通氏:
「まずはきょう初日ですから、立候補しましたと選挙区の皆さんに自分の口で立候補のご挨拶。高市総理の信任、これが今回の大義だと思っていますので、まずは高市総理を選んでいただけるのか、それとも違うのか」
■「日本人を豊かに」躍進は続くか
2025年の参院選で躍進した参政党からは、新人の近田茜さん(33)が立候補しています。

参政・新 近田茜氏:
「自国の国民を豊かにする。それが政治の役割ではないでしょうか」
元小学校教師の近田さんは、若者の貧困問題や、外国人政策の見直しなどを訴えますす。
参政・新 近田茜氏:
「参政党は消費税は撤廃、インボイス廃止を訴えております。まずは国民が使えるお金を増やす、手取りを増やす。そのことをしていかないと私たち国民の生活は豊かにはなりません。そして日本経済も成長していきません」
経験豊富なベテランか、それとも新しい風か。衆院選の投票日は2月8日です。
