性交不能の証拠はない…
さらに裁判所は、亜由美さんが隆さんに「私のLINE削除してね」などとメッセージを送っていた事などから、亜由美さんは隆さんとの関係が隆さんの家族に露呈しないようにしていたと認定した。

そして、性交が不可能だったとの亜由美さん側の主張については、隆さんはすでにがん治療を受けておらず、治療終了後にも継続して性交が不可能になるとの証拠はないと判断。亜由美さん側が提出した資料は「統計的な傾向を示すデータを記載したものにすぎない」と認定した。
そして、亜由美さんと隆さんは不貞行為に及んだことが推認されると断じた。
慰謝料は150万円に
東京地裁は2025年12月、亜由美さんと隆さんの不貞行為は少なくとも2年弱に及び、頻繁に旅行に行くなどしていたと指摘。これが原因で原告・聡子さんと隆さんの婚姻関係は「大きく悪化した」と認定して、慰謝料は150万円が相当と判断した。
弁護士費用と合わせて総額165万円と遅延損害金を原告聡子さんに支払うよう、亜由美さんに命じた。
