衆院選の福井2区から出馬する意向を示していた福井県議会議員で高市総理の義理の息子にあたる山本建氏が、出馬を辞退する意向であることが分かった。自民党から公認を得られず、23日には無所属で出馬する意向を示していたが、急転直下、断念することになった。
自民党本部は「公認」見送るも…県連は全面支援の方向だった
2019年に鯖江市選挙区から福井県議会議員に初当選し現在2期目の山本氏は、最大会派の自民党福井県議会に所属している。
山本氏の地盤、鯖江市を含む福井2区は、前回衆院選で裏金問題などを理由に大臣経験もある高木毅氏が落選し、自民党議席が空白となっていた。山本氏は「国とのパイプ役を担える自民党の議席を再度取り戻し、そのパイプ役を担いたい」と立候補の意向を示し、県連が党本部に公認を上申していた。しかし公認からは外れ、23日夕方に会見を開いて、無所属で出馬するとしていた。
党本部の決定に県連は強く反発
党本部は、維新の会を除名され無所属で自民党会派入りした現職の斉木武志氏を「支援」すると決定。
しかし県連は、この党本部の決定に強く反発し、選挙戦では山本氏を党の「公認候補」と同じとみなして地域や団体に支援を求め全面的にバックアップする方針を示していた。
山本氏は、高市早苗総理大臣の夫、山本拓元衆院議員の長男。
衆院選への出馬を決めた際には「世襲批判がものすごく大きく、年々高まっていることは十分認識している」としながらも、県議会議員を2期務める中で、周囲から国政を目指すよう望む声もあるとし「やはりなんとしても自民党の議席を取り戻したい」と語っていた。
国政へ挑戦するにあたり、高市総理には相談したのかという問いには「一切話していない」と述べていた。
「自分を含め公認候補がいない状況になれば選挙戦は戦わせてもらう」としていた山本氏。果たして、急きょ出馬を断念するに至ったのは何が理由なのか…
1月24日に会見を開き、正式に出馬辞退について説明するとしている。
