調査会社のインテージは25日、「年末年始」に関する調査結果を公開した。
年末年始の帰省や国内旅行にかける予算は1人あたり平均4万7871円で、去年に比べ微増した。
一方で「旅行や帰省の予定はない」と回答した人は60.2%と去年に比べ3.8ポイント増えた。
なかでも「帰省の予定」は全体で14.4%と2年連続で減っていて、特に20~50代での減少が顕著で、特に30代は2023年と比べると減少幅は10ポイントに迫っている。
年末年始の予算が増える理由、減る理由のどちらも「物価高・円安だから」がトップにランクインしていて、減る理由の2位は「給料が増えないから」が続き、人々のお財布事情が厳しい状況が浮き彫りになった。
インテージは「帰省が減少したり、年賀状じまいが加速するなど、結果は物価高の影響がこれまで以上に色濃く表れている」としている。