歌手の橋幸夫さん(82)が20日、アルツハイマー型認知症と公表。翌日の21日、所属事務所主催のコンサートに登場し、数日前のステージで歌えなかったという3曲を力強く完唱した。
65年来のファンは「昔のままの歌声で歌ってくださって、すごく感動しました」と話す。
橋幸夫さん認知症公表も歌声は健在
20日、アルツハイマー型認知症であることを所属事務所が公表した橋幸夫さん(82)。神奈川・小田原三の丸ホールで、21日午後1時から開催された所属事務所のコンサート「夢グループ20周年記念コンサート」に出演した。

橋幸夫さん:
はーい、こんにちは。私の名前知ってます?橋幸夫です。

しっかりとした足取りでステージへ姿を見せ、1960年デビュー曲の「潮来笠」「いつでも夢を」「霧氷」などを披露。
数日前のステージで、3曲中3曲が歌えなかったと社長が明かしていたが、21日は全ての曲を力強く歌い上げた。
全曲完唱に65年来のファンは「感動しました」
ステージを見たお客さんに話を聞いた。

ファン歴65年(70代):
ちょっと心配で来たら、しっかりと昔のままの歌声で歌ってくださって、すごく感動しました。これからも明るく楽しくいい歌をみんなに届けてほしいです。
ファン:
まだまだ大丈夫。橋さんがんばってくださいね。応援してま〜す!
(「イット!」5月21日放送より)
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