左右で色素の量に差があると、「オッドアイ」「金目銀目」といわれる猫になります。

オッドアイ(画像はイメージ)
オッドアイ(画像はイメージ)

まれに片側が濃い銅色、片側が明るい黄色のオッドアイもいるようです。

子猫はみんな目が青い

色素が濃い猫でも、生後8週間くらいは全員青い目をしています。これはKitten Blue(キトン
ブルー)と呼ばれる現象で、期間限定の青い目です。

子猫はみんな“Kitten Blue”(画像はイメージ)
子猫はみんな“Kitten Blue”(画像はイメージ)

目の色素がまだ定着していないためで、8週を過ぎると本来の目の色に変わります。

夜に猫の目が光る理由

フラッシュをたいて猫を撮影した時、猫の目が光って写るのは猫の網膜の裏にタペタムという光の反射板があるからです。

夜行性の猫は目に入ったわずかな光をタペタムで反射して再度網膜に返すことで光を増幅させ、少ない光量でも見えるようになっています。

夜に光る猫の目(画像はイメージ)
夜に光る猫の目(画像はイメージ)

薄暗がりの中で猫の目が光るのはこのタペタムのせいです。

夜に光る猫の目は昔の人々には妖しく見えたのでしょう。中世ヨーロッパで猫は悪魔の手先と見なされ迫害を受けました。

富田 園子(とみた そのこ)
編集&ライター。日本動物科学研究所所属。東京在住。

富田園子
富田園子

編集&ライター、日本動物科学研究所所属。
幼い頃から犬・猫・鳥など、つねにペットを飼っている家庭に育つ。編集の世界にて動物の行動学に興味をもつ。猫雑誌の編集統括を8年務めたのち、独立。哺乳類動物学者の今泉忠明氏に師事。現在は7匹の猫と暮らす。東京在住。