小学校の理科の実験で、プリズム(ガラスの三角柱)を太陽の光にかざしていろいろな色に分けませんでしたか?この実験では太陽の光にはたくさんの色が混ざっていることがわかります。この中で青い光は波長が短く、大気中の粒子にぶつかって散乱しやすいという特徴をもちます。
上空に太陽があると、大気中で青い光がたくさん散乱するので空が青く見えるというわけです。これを「レイリー散乱」といいます。
青い目は「レイリー散乱」と同じ
猫の青い目も同じ原理です。虹彩の中にある少量の色素(粒子)に光が当たり、青い光がたくさん散乱するので青く見えるのです。
ちなみに青い目の白猫は難聴が多いことがわかっています。色素を抑制する遺伝子は内耳の形成にも影響を及ぼすからです。白猫の聴覚障害率は、両目とも青い猫では85%、片目が青い猫では40%というデータもあります。
色素が薄いのではなく、全く色素がないアルビノ猫はほとんどいませんが、アルビノ猫の虹彩は赤くなります。眼底の血流が透けて見えるからです。白いうさぎは赤い目をしていますよね。それと同じです。
色素が濃い猫の目は銅色で、色素が薄い猫の目は青色。これが基本です。ただ、この中間に多くのバリエーションが存在します。
グリーンやヘーゼルなどいろいろな呼び名がありますが、みんな銅色と青色の中間色になります。
