洗濯をする場所は風呂場で、浴槽を使うことがポイント。洗濯機を使ってしまうとどうしても生地が傷みやすく、浴槽で「つけ置き洗い」をしたほうが安心して汚れを落とせるからだ。

アルカリ性粉末洗剤をまず入れて
アルカリ性粉末洗剤をまず入れて

42度程度のお湯をカーテンが十分に浸かるくらいの量まで浴槽にためたら、「アルカリ性粉末洗剤」を投入。軽量カップのすり切り1杯は入れて問題ない。

粉末の酸素漂白剤も投入
粉末の酸素漂白剤も投入

さらに洗剤と同量の「粉末の酸素系漂白剤」も加え、しっかり混ぜて溶かせば洗浄液の完成だ。

「ただし、色の濃い厚地のカーテンなどは漂白剤によって変色するリスクがあります。淡色系でしたら問題ありませんが、心配な場合は漂白剤の使用は避けてください」

レースのカーテンは洗濯ネットに入れて
レースのカーテンは洗濯ネットに入れて

カーテンを洗浄液の中に沈めたら軽く押し洗いを。このとき、デリケートなレースのカーテンは必ず洗濯ネットに入れてほしい。水中での摩擦や引っかかりなどで破れてしまうことを防ぐためだ。

そして、すぐに洗浄液に変化が…。

押し洗いすると洗浄液が濁っていく
押し洗いすると洗浄液が濁っていく

「お湯に入れるとすぐにわかりますが、ホコリや汚れのにおいが浮き出てきます」

つけ置きの次は洗濯機or浴槽ですすぎ

そのまま30分から1時間ほどつけ置きをし、頑固な汚れを繊維から浮き上がらせていく。今回のカーテンはあまり汚れていなかったが、洗浄液が真っ黒になるケースもザラだという。

つけ置きが終わったら
つけ置きが終わったら

つけ置きが終わったら、次の工程は2パターンがある。カーテンの状態で決めてほしい。