開け閉めを毎日しているカーテン。窓を覆う大きさがあることから、生地にはホコリやダニ、生活臭などが思っている以上に吸着している。買ってから何年も洗っていないと、部屋の空気をどんよりとさせてしまう原因にもなりかねない。

しかし「家で洗えるのか不安」「縮んだり破れたりしそう」などと、洗濯をためらっている人も多いのではないだろうか。

洗濯のお兄さん/しゅんぺいさん
洗濯のお兄さん/しゅんぺいさん
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カーテン生地の傷み具合にもよるが、基本的には家庭で洗うことはできる。その際のポイントは?

YouTubeチャンネル「洗濯のお兄さん/しゅんぺい」の動画「【超簡単】実は汚れているカーテンを自宅で洗濯する方法をプロが教えます!」から、自宅で安全に洗う方法を紹介する。

洗う前の「劣化チェック」が重要

まず洗濯をはじめる前に、そもそも洗ってもいいものかどうかの確認をしてほしい。それは「水洗い可能」の洗濯表示をチェックした上で、「生地の強度(劣化具合)」を見極めることだ。

まず水洗いが可能かどうかの確認
まず水洗いが可能かどうかの確認

「カーテンは窓際で常に紫外線を浴び続けているので、見た目以上に生地が劣化しています。カーテンを引っ張ってみて、この段階でピリピリと破けるようであれば、洗うと間違いなく破れが広がります」

生地の強度の見極めも重要
生地の強度の見極めも重要

特に年季が入ったものだと、お湯や洗浄液につけるだけで生地が朽ちてしまうケースもあるという。生地を軽く引っ張ってみて不安を感じる場合は洗うのを避けた方が良さそうだ。

浴槽を使った「つけ置き洗い」の手順

生地の状態に問題がなさそうであれば、ここからが本番。