山陰地方は、12月5日も冬型の気圧配置の影響が残り、雨や雪が降りました。

こうした中、この冬の積雪などによる立ち往生やスリップ事故を防ごうと鳥取県琴浦町では、ドライバーに早めの冬用タイヤ装着が呼びかけられました。

「冬用タイヤの装着について調査をさせていただいております。」

この呼びかけは、国交省と鳥取県警が合同で琴浦町の道の駅で行いました。
道の駅に立ち寄った車が冬用タイヤに換わっているかを確認するとともに、チラシを手渡すなどして積雪や凍結した道路での安全運転を呼びかけました。

鳥取県警によると昨シーズン県内で発生したスリップ事故の件数は782件で、前のシーズンに比べ320件増加。
今シーズンは、雪が降った3日から5日までに12件発生したということです。

国交省倉吉河川国道事務所・西尾隆副所長:
早めの冬用タイヤへの交換とチェーンの携行をお願いするとともに、ネットやテレビで最新の道路の情報や気象の情報を入手して走行していただきたい。

5日は調査した約110台のうち6割で冬用タイヤを装着していたということです。
国交省は今後もホームページやSNSなどを通じて早めの着用を呼びかけていくとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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