今シーズン最強寒波が到来して寒いですが、5日は少しだけ冬の夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。

5日の夜は2025年最後の満月です。

日本気象協会によりますと、北海道から九州の広い範囲で、太平洋側では晴れて絶好の“お月見日和”となりそうです。

12月の満月は“コールドムーン”と呼ばれていて、それに加えて5日は月と地球の距離が近く、月が大きく見える、いわゆる“スーパームーン”となる見込みです。

また、同じ「満月」でも条件次第でみたときの大きさに違いがあり、2025年最も満月が大きく見えたのは11月5日。

北海道・札幌市で撮影された映像を基に、2025年一番小さかった4月の満月と比べてみると地球との距離は5万kmほど違い、直径で約14%も大きく見えたとのことです。

5日はその11月に次ぐ、2025年2番目の大きさになる見込みだということです。

12月は“天体ショー月間”です。
見どころを国立天文台天文情報センターの山岡均さんに聞くと、「冬の夜空には明るい星がとても多い。けっこう見つけやすいものが多く、とてもにぎやか」と話しました。

早速、7日と8日にかけては月が木星に接近し、寄り添う姿が確認できそうです。

続いては3大流星群の一つ、冬の夜空を彩る「ふたご座流星群」。
12月14日から15日にかけて流星群が最も活発に活動する「極大」となるため、夜空をきらめく流星に期待ができそうです。

寒さ対策をしっかりして、2025年最後の天体ショーを楽しんでみてください。

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