鳥取県米子市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザに伴い進められていた約7万5000羽のニワトリの処分で、県は12月5日朝までに地中に埋める埋却処分が完了したことを発表しました。
引き続き、鶏糞や飼料などの汚染物品の埋却も予定されています。
12月2日に米子市の養鶏場で確認された高病原性鳥インフルエンザの発生。
鳥取県は、この養鶏場で飼育されていたニワトリ約7万5000羽の殺処分を4日未明までに終え、あわせて進めていた死骸を地中に埋める埋却処分が5日午前5時に完了したと発表しました。
引き続き、鶏糞や飼料などの汚染物品の埋却も行うとしています。
県は、今のところ県内のほかの養鶏場で異常は確認されていないとした上で、半径3キロ圏内でのニワトリ、タマゴの移動制限などについては続けるとしています。
県は、卵や鶏肉を食べることで鳥インフルエンザが人に感染することは報告されておらず、生産者や消費者が根拠のない噂などに惑わされないよう呼びかけています。
