国が物価高対策として推進している「おこめ券」の配布について、北九州市は実施しないことを明らかにしました。
◆北九州市 武内市長
「おこめ券は時間がかかる、手数料がかさむ。市民に届く額が相対的に低くなるということから採用しませんでした」
政府は新たな経済対策として自治体向けの「重点支援地方交付金」を拡充し、「おこめ券」などの食料支援に使う枠を設けています。
一方で「おこめ券」は経費が膨らむことや、業界への利益誘導だという批判も出ていました。
北九州市は物価高対策として、プレミアム商品券の発行支援や、住民税非課税世帯への現金給付などを行う考えで、9日開会の市議会に補正予算案を提出します。