5日午後7時に各地で一斉にあるお祝いの花火が打ち上がります。
12月5日は、12ある干支が5回めぐると60になることにちなんで「還暦花火の日」として、全国で記念の花火が打ち上げられる予定です。
このイベントの発起人は、都内の花火を製造する会社の社長で、2025年で60歳。
開催のきっかけは小学校の同窓会でした。
還暦花火の日 実行委員会・井出直美さん(60):
還暦だからみんなで花火を上げようよっていう話をして、もしかしたら全国の人たちで一斉に花火上げたらもっとすてきなんじゃないかしらって。
開催に向けてクラウドファンディングを8月から開始。
2カ月半ほどで約410万円が集まり、さらに全国79の花火業者の協力を得て、5日夜、初めて開催できることになりました。
目玉は、還暦のちゃんちゃんこの色にちなんだ赤い花火。
各会場60発が限定で打ち上げられ、冬の夜空を彩ります。
還暦花火の日 実行委員会・井出直美さん(60):
60歳からが本当の人生のスタートなんだよ。まだまだこの先の人生を楽しくしていくんだと、そういう日にしたい。
5日夜に花火が打ち上がるのは、北海道から沖縄の全国27都道府県、43カ所。
参加する業者によって色の配合が違うため、打ち上げる場所によっては赤の色味が異なるところも見どころの1つだそうです。
打ち上げ開始は5日午後7時。
祝福の赤い花火が一斉に打ち上がります。