2025年8月の記録的な大雨で被災した八代市の保育園に『ウルトラマンゼロ』が訪れ、園児らとウルトラマン体操などを行い、元気づけた。
ウルトラマンゼロが豪雨被災地を訪問
園児たちの呼びかけに合わせ登場したのは、特撮作品『ウルトラシリーズ』に登場する人気キャラクター『ウルトラマンゼロ』。

作品を手掛ける円谷プロダクションは、2011年の東日本大震災をきっかけに『ウルトラマン基金』を設立。東北や熊本地震などの被災地で支援活動を行っていて、今回は、8月の記録的な大雨で被災した熊本や鹿児島の保育園など、24の施設を訪問した。

11月20日に訪れたのは八代市千丁町にある千丁みどり保育園。8月の大雨で床上浸水の被害に遭い、復旧工事が続けられている。この日は園児約90人が、憧れのヒーローと一緒にウルトラマン体操やじゃんけん遊びをして楽しいひと時を過ごした。
「かっこよかった」「でっかい」
千丁みどり保育園の今岡里美園長は「(園児たちも)本当にうれしそうな、いい表情をしていたし、(災害で)いろんな制限のある生活をしている中でも、すごく楽しいひと時になったかなと思います。ありがたかった」と話す。

また、園児も「かっこよかった。(目が)光っているところ」や「うれしかったし、前で見て〈すごいな〉〈そんなにでっかいんだ〉と思った」と話し、みんなのヒーロー『ウルトラマンゼロ』が、被災地の子どもたちに元気と笑顔を届けてくれたようだ。
(テレビ熊本)
