JR仙石線で、12月1日から新型車両の運行が始まりました。JR仙石線で新型車両が導入されるのは、およそ80年ぶりです。
JR仙石線の新型車両、「E131系」です。1日は運行が始まるのを記念して、仙台市青葉区中央3丁目のあおば通駅で記念のセレモニーが開かれ、多くの鉄道ファンが駆け付けました。
新型車両は1人あたりの座席スペースが拡大したほか、東北地方では初めて運行情報などを表示する液晶ディスプレーが設置されました。
また、ドア付近には乗客の乗り降りが確認できるカメラが設置され、来年春ごろにはワンマン運転が予定されています。
仙石線で新型車両が導入されるのは、およそ80年ぶりだということです。
訪れた人
「次の仙石線が始まったなって感じがしました。皆さんに愛される車両に、これから頑張ってほしいな」
JR東日本モビリティ・サービスユニット 大東誠マネージャー
「仙石線沿線に住んでいる人にとって帰ってきたなと、これがわが街の鉄道だと思っていただけるような車両にしていけたら」
JR東日本によりますと、今後現行車両と順次入れ替え、来年春ごろまでに合わせて14編成56両が導入されます。