1日未明、北海道・室蘭市の製鉄所で爆発があり、周辺に燃え広がりました。
1日午前11時20分現在も消火活動が続いています。
爆発があったのは、室蘭市にある日本製鉄の工場です。
午前1時ごろ、鉄を作る設備へ送り込む空気を加熱する「熱風炉」と呼ばれる装置で爆発がありました。
「熱風炉」は高さ40メートルほどで爆発により崩落していて、内部のレンガなどが周囲に飛び散ったということです。
さらに周辺からは火が上がり、広範囲に燃え広がり、午前11時20分現在も消火活動が続いています。
けが人はいません。
「熱風炉」とつながる製造設備では9月にトラブルがあり、11月末に稼働が完全復旧したばかりで、工場側は爆発との関連などを調べています。