天皇皇后両陛下の長女 愛子さまが12月1日に24歳の誕生日を迎えられました。

公開された映像には、深いワインレッドのニットという冬らしい装いで、穏やかな表情を見せる愛子さまの姿が。

さらに今年は、初めての海外公務として、11月にラオスをご訪問する前に、ラオスについてのご進講を受けられる様子も公開されました。

ピンクのペンでメモを取りながらうなずかれ、時には身振り手振りを加えながら、自然な笑顔を見せられています。
今回の映像公開を受けて、フジテレビの皇室担当・橋本寿史解説委員は…。

フジテレビ皇室担当 橋本寿史解説委員:
いろいろなことを学ばれているご様子が映像で出てくるというのは、初めてではないかと思います。記念写真的に撮られた映像ではなく、本当に“素の愛子さま”のお姿を拝見したような気がしています。いつもの愛子さまというのは、こういう感じなのだろうなと。
新たな家族“美海”の名前に込められた思い
映像だけではなく、“新たな家族”の写真も公開されました。皇居で、手足を伸ばしてくつろぐ様子を見せる一匹のネコ。
保護団体から迎え入れたというこのネコは、天皇ご一家の新しい家族、「美海(みみ)」です。美しい海と書いて「美海」、この名前には愛子さまの深い思いが込められているといいます。

8月に6年ぶりに須崎御用邸でご静養された、天皇ご一家。
滞在中、愛子さまが撮影したのは、御用邸から見える海の写真です。

フジテレビ皇室担当 橋本寿史解説委員:
須崎の美しい海。そして、地球の象徴である海ということなので、美しい海という字を書いて「美海」というふうに名付けられたと。

11月19日、訪問先のラオスで日本語での授業を行う学校を視察された際には、生徒のひとりが「私は海という漢字が一番好きです」と愛子さまに伝えると、「うちにも“海”という字がついているネコがいて…」と美海を紹介し、その場を和ませていました。

フジテレビ皇室担当 橋本寿史解説委員:
愛子さまにとっては経験を積むことで、これからの活動の幅やお考えの幅、いろいろなものが広がっていったような気がするんですね。どんどん成長されていくのだろうなと。
(「サン!シャイン」 12月1日放送)
