ハッカ水のうがいは、愛好家にも好評だ。ハッカ水がのどの奥まで届くようにうがいをするのがお勧めという。

掃除の場面でも活躍

ハッカ油は掃除の場面でも活躍する。ぬれた布巾や雑巾に含ませて拭くと、爽やかな香りで清潔感もアップする。また、ハッカの香りでガンコな臭いの緩和も期待できるとのこと。

中でも木幡さんがお勧めするのは、「重曹にハッカ油を染み込ませる」使い方だ。

「重曹にハッカ油を数滴染み込ませた“ハッカ重曹”は使い勝手がいいですね。我が家では、掃除する前にカーペットの上に撒き、掃除機で吸わせます。ハッカの爽やかな香りに包まれて気分も爽快です」

このほか、イヤな臭い対策にも。

ハッカ結晶(画像提供:北見ハッカ通商)
ハッカ結晶(画像提供:北見ハッカ通商)

「メントールは臭いを吸着すると言われていますので、臭い消しにもお勧めしています」と山田さん。

例えば、野菜くずなどを捨てたごみ箱や、臭いがこもりがちな靴箱などへ。ハッカ油スプレーを吹きかけてもよいが、より高い吸着を期待するならハッカ結晶を使用することを勧めている。

社員お勧めの活用法

ここからは社員2人が日常で実践している、ハッカ油の活用法を紹介したい。

山田さんは、暖房をよく使う冬ならではの使い方を教えてくれた。

マスクに含ませて(画像はイメージ)
マスクに含ませて(画像はイメージ)

「冬は室内の暖房が効き過ぎていると、頭がボーっとすることがありませんか。そんなときにハッカ油を含ませたマスクをすると、呼吸も楽になってリラックスします。

また頭痛がするときは、こめかみにも塗っています。すると痛みが和らいだように感じます。デスクワーク中のリフレッシュにもなりますよ」