防災CM『逃げるスイッチ、オン!』を合同で制作する、熊本の民放4局とNHKに、11月14日に熊本県から感謝状が贈られた。局の垣根を超えた防災の取り組みが評価された。

在熊5局が合同制作の防災CM

5年前の2020年7月豪雨をきっかけに企画され、熊本の民放4局とNHKが合同で制作する防災CM『逃げるスイッチ、オン!』。

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毎年、大雨シーズンを前に早期避難を呼びかけるために制作していて、2026年で4回目。この防災の取り組みが評価され、11月14日に熊本県庁で贈呈式が行われ、各局を代表し、アナウンサーやキャスターに木村知事から感謝状が贈られた。

木村知事は「各社が共通してキャンペーンをやることのインパクトは、県民に伝わっている。県民の命を守る取り組みが続くように、協力してほしい」と述べた。

また、7月豪雨をきっかけに発足した報道機関との連携会議でアドバイザーを務める東京大学大学院の松尾一郎客員教授は「この取り組みがあることで命を守った事例があると思う。熊本モデルとして全国に広げていければ」と述べた。

在熊テレビ5局はこの取り組みを今後も続けていく方針だ。

(テレビ熊本)

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