フィジーなどオセアニア地域の島国9カ国の警察官が11月11日、東日本大震災の被災地・岩手県大船渡市を訪れました。
地域を守る交番の警察官の活動などについて学びました。

この研修は警察庁とJICAが開発途上国の支援事業として実施したもので、11日はフィジーやパプアニューギニアなど9カ国の警察官らが大船渡警察署を訪れました。

一行は日本での警察と地域の関わりなどについて説明を受けた後、東日本大震災を経験した警察官らと意見交換をしました。

このなかでは災害の情報はどのように周知されているのかと質問があり、大船渡署では防災無線などが活用されていると回答していました。

その後、一行は交番の警察官による巡回の様子を見学し、住民へのきめ細かな対応を学んでいました。

パラオの警察官
「私たちは岩手で交番システムを見る機会を得られて非常に光栄」

フィジーの警察官
「日本では交番の警察官が地域の安全を守るために活動している。私たちも目標は同じです」

一行は12日、陸前高田市の広田駐在所や津波伝承館を視察する予定です。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。