被爆80年の2025年、「平和だからこそ歌える」と思いを新たにしました。
長崎市内の小学生3200人が練習の成果を発表する「小音会」が11日、始まりました。
長崎市小学校音楽会・通称「小音会」は、音楽を愛する心を育んでほしいと毎年開かれ、2025年で79回目です。
長崎市立高尾小学校 4年児童 (開会あいさつ)
「私たちには忘れてはいけないことがあります。
「平和だから歌が歌える、平和だから笑顔で演奏ができる」
2025年は市内70校の約3200人が、心をひとつに歌や演奏を披露します。
自分が好きな楽器を演奏するため、校内オーディションを勝ち抜いた児童も。
念願の木琴を担当 横尾小 3年児童
「2カ月ぐらい練習してうまくなりました」「楽譜を見ないで自力で練習した」「ミスしてもいいから思い切ってやろうと思って演奏した」
いま人気のアーティストの曲を演奏する学校も多くありました。
南長崎小学校 4年生児童
「広くて音が響くところだったので」「緊張した」
「サビのところを弾くのが難しかった」「本番はうまくいってよかった」
11日から3日間、子供たちの元気いっぱいの歌声と演奏がホールに響きます。