横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて15日で48年となるのを前に、母親の早紀江さん(89)が、問題の早期解決を訴えました。
1977年、当時中学1年生だった横田めぐみさんは、新潟市で下校途中に姿を消しました。
めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから15日で48年となるのを前に、母親の早紀江さんが今の心境を語りました。
横田早紀江さん(89):
精も根も尽き果てた。会えないのかなって思うときもあるし。日本の国のためにも、このことを放っておかないで。何十年経っても、助けてあげないといけないというのは自分の子どもならそう思うと思う。
また家族の高齢化が進み、親世代が早紀江さんだけになったことに触れ、「日本の国がしっかりしないと」などと問題の早期解決を求めました。
さらに早紀江さんは、10月に面会した高市総理が、拉致問題について、「放っておくことはできない」と話していたことを明らかにし、「非常に期待をしている」として、日朝首脳会談の実現を訴えました。