現役続行で挑む今年の全日本で大島は、今大会で2位以内となり後半グループ入りを目指していただけに、悔しさのあまり涙を流した。

演技後には悔しさのあまり涙を流す場面も(東日本選手権)
演技後には悔しさのあまり涙を流す場面も(東日本選手権)

演技後には、「死ぬほど悔しい結果になってしまった」と振り返るも早くも前を向く。

「もう上を目指すのみなので、この悔しい思いをばねに、1日1日を無駄にせず、全日本まで全力でやりたい」

勢いに乗った戸田晴登が4位

4位は、直前の東インカレを制覇した戸田晴登。

ショートでは、同じリンクメイトの大島の次に登場。

ショートで冒頭のトリプルアクセルを成功させた戸田晴登(東日本選手権)
ショートで冒頭のトリプルアクセルを成功させた戸田晴登(東日本選手権)

今季からショートにも投入しているという冒頭トリプルアクセルを本人も納得の出来で成功。勢いに乗り残りの2本も着氷させ、終始集中を切らすことのない演技を披露した。

フリーで新プログラムの『Avatar』を披露した戸田(東日本選手権)
フリーで新プログラムの『Avatar』を披露した戸田(東日本選手権)

フリーでは新プログラムの『Avatar』を披露。演技前半ジャンプにミスが出るも、その後崩れることなく最後まで滑り切った。