2年連続の全日本出場が決まった戸田。
去年初出場となった全日本では、フリーに進出することができなかった戸田だが、その1年後、トリプルアクセルや今大会では回避したが4回転サルコーなどの大技を携え大舞台に挑む。
「ショートでは絶対にミスせずにフリーに進んで、フリーでは4回転も入れていい演技ができたら」
最後の切符をつかんだ小島志凰が5位
5位となり最後の切符をつかんだのは、小島志凰(しおう)。
関西出身の小島は、大学進学とともに東日本ブロックから全日本への道を目指していた。
今季から、坂本花織らを指導する中野園子コーチ率いる神戸クラブへ移籍。同時期に兵庫での大会があったため、今大会はコーチ不在で挑んだ。
6位で迎えたフリーで、会心の演技を披露。冒頭3回転ルッツ、オイラー、3回転フリップの大技を決めると波に乗り、ジャンプを全て着氷させ、緊張感が漂う中、安定感のある滑りを見せた。
去年は7位と一歩届かなかった小島。
「去年惜しくも届かなかったので練習してきてよかったなって思いました」
全日本行きが確定すると、涙をこぼしながらこう語った。
時を同じくして、兵庫県で大会に出場していた坂本花織も喜びを口にした。
「(自分の試合の)合間にFODで演技をチェックしていて。(全日本に)行けたって聞いて、本当に嬉しい。小島くんのロミオとジュリエットのフィニッシュポーズがお気に入りです」
「僕は、ノービス時代に全日本ノービスや野辺山合宿は行けなかったのですが、そういう選手でも頑張っていたら全日本行けるよと、見せに行こうと思います」
去年のリベンジを果たし、名だたる先輩たちとともに初の大舞台へ挑む。
【シニア男子】
1位 吉岡 希(法政大学)235.77点
2位 三宅 星南(日本建物管財)213.90点
3位 大島 光翔(富士薬品)196.50点
4位 戸田 晴登(東洋大学)176.65点
5位 小島 志凰(日本大学)174.90点
全日本までの道の詳しい概要はフジスケで!
https://www.fujitv.co.jp/sports/skate/figure/toJPN.html
※エントリーが出たら全日本への道の詳細が反映されます。
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