「自分のお店で使える自分の野菜を作りたいと思ったのがはじまり。農業をしようと思ったら、この山の現状がわかるわけよね」
こう話すのは、飲食店を営んでいた前田和子さん。そして、一級建築士の大串幸男さんも「間伐をしないと木は大きくならない。細いままだと根っこも小さいから、災害の温床になる。この問題をなんとか伝えられないかというのが2人で話したこと」と訴える。

2人は、放置されていた福岡県糸島市の里山を、12年かけて自分たちの手で開墾。2018年に体験型観光農園「白糸の森」をオープンした。
自然の中でコーヒーを味わう
ここでは子どもたちが農業を体験できる畑も。育つ野菜などは完全有機栽培で採れた野菜や果物はカフェで味わうことができる。

イスを移動させて好きな場所でカフェを楽しむことも可能で、手作りのツリーハウスやデッキでゆっくりと自然を感じ、森の役割や課題も学べる。
前田さんはカフェを楽しむ観光客に「コーヒー1杯が私たちの森の保全に協力してもらっていることになります」と解説する。
こうした話しに、「もう最高です!楽しい」と農園を楽しんでいたり、「間接的に自分たちが森の保全に関わることができているのはうれしい」と話す観光客も。

豊かな森を未来に残していくために。
前田さんは「これは地域の資源ですよね」、大串さんは「ちゃんと伝えていく、再生していくことが僕らの役目かな」と2人はぞれぞれの思いを語り、最後に前田さんは「あと20年、頑張ります!」と優しい笑顔を見せた。
SDGs
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで、全会一致で採択された「持続可能な開発目標」。
https://www.fujitv.co.jp/futurerunners/sdgs.html
「フューチャーランナーズ~17の未来~」
■動画はこちらから
https://www.fujitv.co.jp/futurerunners/archive_333.html
■過去の動画一覧はこちら
https://www.fujitv.co.jp/futurerunners/archive.html
