デザイナーと医師という全く異なるジャンルで活躍する女性がいる。

服飾の専門学校「文化服装学院」に通いながら週に一度、内科医として病院に勤務しているデザイナー・医師の若林唯さんだ。

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「服はすごく好きでした。デニムは強くて長く着られるような素材のはずなのに、大量購入・大量廃棄みたいになっていると思って。捨てられている古着、特に擦れたのがかわいくなっているはずのデニムを使って、新しい“かわいい”を作りたいと思いました」

デニムの古着をリメイク

学生デザイナーとして、デニムの古着をリメイクした服を作っている。

若林さんが作る服のポイントは、端切れを使った大きなフリル。無駄が出ないようにデザインを工夫して、生地を使い切るようにしているという。

そんな若林さんに国内最大級のファッションショー「SDGs推進TGCしずおか2025」で、自身のブランド「yui wakabayashi」をお披露目するチャンスが訪れた。

自分がリメイクした服を着用しているモデルからも「かわいいです!これ私、お気に入りです」と好評。華やかなステージで会場を魅了した。

古着から楽しさを、新たな価値を生み出す。

若林さんは「廃棄されてしまうはずだった服、そういったものを形を作りかえてもう一回、愛されるような服にして、ちょっと日常が楽しくなる服を作りたいなと思っています」と目を輝かせた。

SDGs

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで、全会一致で採択された「持続可能な開発目標」。

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「フューチャーランナーズ~17の未来~」
次回11月5日(水)22時54分-23時放送
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