アメリカのトランプ大統領は19日、パレスチナ自治区ガザの停戦はイスラエル軍による空爆後も「維持されている」との認識を示しました。
トランプ大統領:
ハマスとの間では非常に平和的な関係が保たれることを確実にしたい。彼らはかなり騒がしく、発砲行為も行っているが、指導部は関与していない可能性がある。
イスラエル軍は19日、パレスチナ自治区ガザ南部でイスラム組織ハマスによる攻撃があったとして、報復として空爆を行いました。
ガザ地区での本格的な戦闘が再開する懸念が高まっていますが、トランプ氏は「ハマス指導部は関与していない」との見方を示したうえで、「停戦は維持されている」と語り、ハマスによる停戦合意違反ではないとの認識を示しました。
トランプ氏はさらに、ガザ南部で起きた攻撃はハマス内部の「反乱分子による関与」との見方も示し、「厳しく対処する」との考えを示しました。