イスラエル軍は20日、イスラム組織ハマスによる攻撃への報復としてパレスチナ自治区ガザで空爆を行い、少なくとも45人が死亡しました。
イスラエル軍によりますと、ガザ地区南部ラファで19日、武装勢力の施設を破壊していたところハマスの戦闘員から攻撃を受けて兵士2人が死亡、3人が負傷しました。
これを受けてイスラエル軍は、報復としてガザ地区全域でハマスの拠点数十カ所を空爆し、ガザ当局は少なくとも45人が死亡したとしています。
イスラエルは今後も合意違反には断固とした措置をとるとしたうえで、停戦を再び実施すると発表しました。
一方、ハマスは声明で「ラファでの衝突を把握していない」と関連を否定し、「停戦を順守している」と主張しています。