ここ数年、宮城県南三陸町での水揚げが急増している、イセエビの試食会が仙台市中央卸売市場で開かれました。
南三陸町では海水温の上昇などにより、イセエビの水揚げ量が9月末時点で、去年のおよそ10倍となるなど急増していて、新たな特産品として注目されています。
こうしたなか、仙台市中央卸売市場では10月17日朝、イセエビを使ったメニューの試食提案会が開かれ、市場関係者などがその味を確かめました。
門間陸斗アナウンサー
「身がプリプッリです。エビの甘味と旨味が口の中で弾けるように広がります」
仙都魚類特殊近海1課 角田雄一郎課長
「イセエビは他県からの入荷が多かったのですけれども、宮城県内でも採れるようになったので、地産地消も含めていっぱい県内のものを使っていただきたい」
10月17日、市場には南三陸町で水揚げされたイセエビおよそ100匹が入荷しました。
競りでは1キロあたり平均で6000円から7000円。最高で1万1000円で取り引きされました。