仙台市若林区の幼稚園では、年に一度の一大イベントで着ぐるみ人形による劇・観劇会が開かれました。
「始まり始まり、いっぱい拍手~!」
若林区のドリーム幼稚園で開かれた観劇会。この幼稚園では紙芝居や人形劇ではなく、演劇を楽しんでもらいたいとおよそ30年前から会を開いています。
演目は「田舎のねずみと都会のねずみ」。田舎と都会、どっちが好き?そんなことを問いかける物語です。
都会のねずみ
「毎日、こんなもの食べているの?今度、僕の家に来なよ。ハンバーガーにホットケーキ、ビスケットにチョコレート、あ~君、プリン食べたことあるかい?」
しかし、人間の家にすみついた都会のネズミのところには、おいしいものがあっても危険もいっぱい…。
「うわー!なに!これ何~?」
「この家の主人だよ、じっとしていれば心配ないよ」
セットには仕掛けもたくさんあり、子供たちは演劇に見入っていました。
子供たち
「楽しかったです!」
「楽しかった!ごはん食べている場所がよかった」
「家に帰ったら楽しかったよ!と話す」
幼稚園は来年も会を開催する予定です。