10月3日、クマによる人的被害が発生した宮城県栗原市の山林で、設置されていたわなに4頭目となるクマがかかっていたことが分かりました。

栗原市では10月3日、キノコ採りをしていた75歳の女性がクマに襲われ死亡し、一緒に来ていた別の70代の女性もクマに襲われたとみられ、行方不明となっています。

このことを受け、栗原市は山の中に箱わなを2基設置し、これまで3頭の子グマが捕獲・駆除されていましたが、10月15日午前7時ごろ、成獣のクマ1頭がわなにかかっていたのを猟友会のメンバーが見つけました。

市によりますと、クマは体長1.4メートルのオスで、その場で駆除されたということです。

女性を襲ったクマかどうかは分かっておらず、市と猟友会は箱わなの設置を続けるとしています。

仙台放送
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