紛争や気候変動など、私たちが暮らしている地球環境が以前と比べて変わってきていると感じてはいないだろうか?
そんな状況の中で近年さらに意識が高まっているのがSDGs(エス・ディー・ジーズ)。しかし、SDGsという言葉を聞いたことがあっても「地球に良いことをする活動?」などとしかイメージできないかもしれない。
そこで「そもそもSDGsとは何?」「ESGとはどう違うの?」など、みんなが疑問に思うような基本を日本ユニセフ協会のサイトなどから紹介したい。
SDGsの成り立ち
SDGsは 「Sustainable Development Goals」の略で、日本語では「持続可能な開発目標」。
2015年の国連総会で採択された「我々の世界を変革する 持続可能な開発のための2030アジェンダ」という行動計画に明記されている。
具体的には「わたしたちはどんな未来を望むのか」「その未来はどうしたらやってくるのか」などについて、世界中のさまざまな人が話し合ってまとめられたものだ。

人類が地球でずっと暮らし続けられるような世界を実現するための行動計画で、簡単に言うと、「SDGsは地球や人類の未来を良くするための約束」と言えそうだ。
2030年までの達成を目指し、17の目標(SDGs)と169のターゲットから成り立っている。