ハワイのキラウエア火山が再び噴火し、現地当局は地元住民に警戒を呼びかけています。
アメリカの地質調査所によりますと、6日午前、ハワイ島のキラウエア火山で大規模な噴火が起きました。一時は3カ所から同時に溶岩が吹き出し、その高さは300mにも達しました。
この噴火で、立ち入り禁止区域に設置されていた地質調査所のカメラ1台がのみ込まれ、噴煙が迫りくる様子や破壊される瞬間などが捉えられています。
現地では火山ガスも発生しているほか、火山による細かな粒子が風下の町に降る可能性があるとして現地当局は住民に警戒を呼びかけ、監視を続けています。
キラウエア火山は世界で最も活発な火山の1つで、2025年12月から噴火が断続的に続き、今回の噴火は38回目です。
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