10月、真庭市で男女3人が毒キノコを食べておう吐などの症状を訴える食中毒が発生しました。岡山県は、野生のキノコを食べないよう注意を呼びかけています。

県によりますと、10月12日、真庭市で80代の男女と50代の女性の家族3人が、山で取った毒キノコ、ツキヨタケをみそ汁に入れて食べたところ、おう吐などの症状を訴えたということです。3人は医療機関を受診し、1人が一時入院しましたが現在は快方に向かっています。

国によりますと、ツキヨタケは食用のヒラタケに似ていますが、食べるとおう吐や下痢などの症状が現れるということです。キノコ狩りのシーズンを迎える中、県では、知識のない人が毒キノコを見分けるのは難しく、野生のキノコを食べたり販売したりしないよう注意を呼びかけています。

岡山県内でのキノコによる食中毒は、今回を含めて過去10年で9件発生していて、患者は26人に上っています。

岡山放送
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