絶滅危惧種に指定されている貴重なアッケシソウが浅口市の干拓地で赤く色付き、10月16日に「紅葉」が宣言されました。
環境省の絶滅危惧2類に指定されている植物アッケシソウです。
(浅口市寄島町アッケシソウを守る会 藤沢福夫会長)
「紅葉宣言!」
本州唯一の自生地、浅口市寄島町の干拓地では、地元の人が熱心に保護活動に取り組んでいます。夏の猛暑の影響で色付きは例年より1週間ほど遅れましたが、ようやく全体の半分ほどが染まり、約3000平方メートルの干拓地は赤いじゅうたんが敷かれたようになっています。
(浅口市寄島町アッケシソウを守る会 藤沢福夫会長)
「例年より1週間ほど遅れたが無事紅葉が見られてうれしい。アッケシソウ祭りの時期には7、8割が赤くなる予定」
この場所は10月19日から28日まで一般公開され、期間中はアッケシソウ祭りが開かれます。