飲料メーカーが国外からも募集した俳句コンテストで、小学校時代を愛媛県松山市で過ごした阿見果凛さんの作品が最高位の文部科学大臣賞に輝き、15日に発表されました。(画像:俳句甲子園出場の阿見さん)

この俳句コンテストは、飲料メーカーの伊藤園が毎年開催している「お~いお茶新俳句大賞」。今年は世界61カ国から184万5983句の俳句が応募されました。

このうち入賞作品の1000句が15日に発表。最高位の文部科学大臣賞に京都府・洛南高校1年の阿見果凛さん(15)の作品が選ばれました。この作品の俳句は「凍星や歴史に残らない仕事」です。

阿見さんは小学2年生から6年生までを松山市で過ごした時に俳句と出会い、今年の「俳句甲子園」全国大会にも出場。準優勝に輝きました。

最高の賞に輝いた阿見さんの俳句は、「地道に時代の下支えをしひっそりと姿を消す人々にスポットを当てていて新俳句が求めている新しい方向性の一つといえる」と評価されました。

阿見さんは「人類のこれまでの歴史に伝えられなかった人々や仕事、また今の世の中で活躍している人々も歴史に残るかは分からない、そういった切なさを『凍星』に託した」としています。

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