生成AIで作ったわいせつ画像をインターネット上に公開した疑いで、会社員の男が逮捕されました。

横井宏哉容疑者(31)は、女性芸能人に似せたわいせつ画像を生成AIを使って作成し、ネットで公開した疑いが持たれています。
横井容疑者は、月額で料金を支払えば、女性芸能人に似せたわいせつ画像を閲覧できるようにしていたほか、画像の作成も依頼できるサービスを提供していて、これまでに約120万円稼いでいました。
現在、日本では、こうした生成AIによるわいせつ画像を作成すること自体を規制する法律がなく、専門家は、海外に比べて法整備が整っていないと指摘しています。
永岡法律事務所・永岡孝裕弁護士:
入り口のところで、そもそも作ったりすることを規制しないと、やっぱり流通を規制するというのは結構難しい。入り口の法規制を厳しくするという海外諸国にならって、というところが必要なのかなと。

横井容疑者は警視庁の調べに対し、「女性芸能人に似せた画像は閲覧者の反響が大きく、収益が見込めると思った」と容疑を認めているということです。
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