南国・鹿児島でも朝晩だいぶ涼しくなり秋の気配が深まる中、南九州市では今なんと!ヒマワリがすくすくと育っている。見頃は10 月下旬とのこと。一体どういうこと?

晩秋に咲くヒマワリが成長中!?

南九州市川辺町・大久保自治会の東篤さんから情報が届いた。8月末~9月上旬にかけて種をまいた「晩秋に咲くひまわり」が順調に育っているというのだ。

地元の人たちが3時間かけ草払い

10月8日、地域の人が集まり朝8時から草払いの作業が行われていた。2025年は気温が高い日が続き、雑草の成長スピードも早いという。全体の半分にあたる5枚分の畑(約5500㎡)の雑草を約3時間かけて払った。

この集落では毎年晩秋、一面が黄色く染まる圧巻のヒマワリ畑が出現する。その裏には、大久保地区を訪れる方に気持ち良く楽しんでほしいという地元の人たちの思いと頑張りがあったのだ。

2023年の開花の様子
2023年の開花の様子
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前線通過後は鹿児島も本格的秋の訪れか

さて、この先の鹿児島の天気はどうなるのだろう?週間予報を見てみると、18日にかけては晴れや曇りで真夏日が続く予想だが、19日以降は、ようやく30℃を下回る所が多くなる見込み。前線通過後に秋の空気が流れ込み、少しは雑草の成長ペースが落ち着くとみられる。

自治会のヒマワリ担当・東篤さんは「最初に種をまいた畑のヒマワリは、つぼみが出てきています。開花予想の20日より早くなるかもしれません」と話す。

順調に生育中。開花が楽しみだ(提供:大久保自治会 東篤さん)
順調に生育中。開花が楽しみだ(提供:大久保自治会 東篤さん)

見頃は10月下旬からで、約12万本のヒマワリが地域を鮮やかに彩る。晩秋の済んだ青空に映えるヒマワリ、ぜひ自分の目で楽しんでほしい。

(動画を見る:【2024年版】晩秋に咲くヒマワリ 南九州市川辺町・大久保自治会

鹿児島テレビ
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