連休が明けて政界は、総理大臣指名選挙に向けた各党のやり取りと駆け引きがいっそう活発になる。

自民党の高市総裁は、14日午後、所属国会議員に対し、公明党が連立を離脱することになった経緯について説明する予定だ。
また、鈴木幹事長は、13日「基本政策が一致する政党はある。政治の安定を取り戻し、内外の課題に応えていく体制を作りたい」と述べた。

自民党・鈴木幹事長:
何があっても、首班(首相指名)を受けられるよう最大限、いま努力している。

一方、立憲民主党と日本維新の会、国民民主党は、14日午後、3党の幹事長が会談する方向だ。
総理指名選挙で野党統一の候補の擁立を目指す立憲の野田代表は、維新・国民両党との党首会談を呼びかけていた。

国民民主党・玉木代表:
党首会談は受けたいと思います。ただまずは幹事長レベルでしっかりどういったことを協議するのか、前さばきが必要だと思います。
ただ、国民の玉木代表は、「主要政党と与野党を超えて協議したい」としていて、14日にも自民党と幹事長会談を行うと記者団に説明し、公明党との幹事長会談も「是非やりたい」と述べている。
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