10月13日、長崎スタジアムシティの開業1周年を記念し、2024年に行われた福山雅治さんのライブ映像を上映するイベント「Great Freedom Anniversary」が開催された。福山さんがライブの映画化をサプライズ発表し、会場は大歓声に包まれた。
夜空の下で蘇った感動
約4000人の観客が集まったイベント「Great Freedom Anniversary」。

長崎スタジアムシティと福山雅治さんのこれまでの歩みを振り返るオープニングムービーで幕を開けた。

プロジェクト始動からの軌跡が映し出された後は、「HELLO」「家族になろうよ」「想望」「桜坂」「万有引力」「光」などのライブ映像が上映され、「光」の映像と音楽に合わせた「NIGHT MIRAGE」では、幻想的な空間演出が観客を熱狂へと導いた。
映画監督として挑む新プロジェクト
この日の最大のサプライズは、福山雅治さんからのビデオメッセージ。

施設のクリエイティブプロデューサーでもある福山さんから、2024年のライブ「Great Freedom」の映画化が発表された。

タイトルは『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM@NAGASAKI 月光 ずっとこの光につながっていたんだ』。公開日は福山さんの誕生日でもある2026年2月6日だ。

福山さん自身が映画監督を務める。理想とするライブの音、映像世界を追求。52台のカメラで360°撮影したライブ映像が、映画用に再構築した最高の音響技術と共に臨場感あふれる映像美として蘇る。
映画では、少年・福山の“まだ未来の夢すら描いていなかった日々”も描かれる。福山さんの少年時代を演じるのは、柊木陽太(ひいらぎ ひなた)さん。
福山雅治さん:
月光に照らされながらのフリーLIVE。長崎で生まれ、長崎を後にした自分の過去と現在と未来が、あの光に導かれたのかもしれません。

未来への夢を抱いて上京し、小さなライブハウスで浴びたスポットライト。34年が経ち、地元長崎のスタジアムで、月の光に見守られながら25000人の観客とつながったライブ。ライブビューイングやアプリ配信を含めると総計31万人以上が観客となった伝説のライブが、映画作品として新たに誕生する。

1周年記念イベントのフィナーレではサプライズ花火が打ち上げられ、映画の公開発表と共に、記念すべき一夜を華やかに締めくくった。
(テレビ長崎)