自民党は14日午後、全ての議員を対象とした「両院議員懇談会」を開き、公明党が連立政権から離脱した経緯などを高市総裁が説明します。
高市総裁は午前10時半前、自民党本部に到着し、午後3時からの両院議員懇談会に向けた準備を行っています。
懇談会では、公明党との連立が解消に至った経緯について高市総裁が説明しますが、選挙協力の解消により次の衆議院選挙では数十人の自民党議員が落選するとの見方があり、大荒れが予想されます。
一方、高市総裁は首相に指名された場合、総裁選で争った小泉農水相を防衛相に、林官房長官を総務相に、それぞれ起用することを検討しています。
小泉農水相:
人事に対しては人事権者に対して聞いていただきたいと思います。
高市総裁としては、懇談会を前に人事で挙党一致を演出して反発をおさえたい狙いがあるものとみられますが、党内からは早速「いま人事の話をできる状況ではない」などと厳しい声も出ています。