「Live News days」では今週、「for the NEXT」を共通テーマに、未來に向けたSDGs関連のニュースをお伝えします。

14日は「子ども靴」を再利用する新たな取り組みについてです。

3人の子を持つ親:
一番下の子が2歳なので、3~4カ月ぐらいでサイズアウトする。

2人の子を持つ親:
まだきれいなのに履けなくなってしまうとか多い。

子どもを持つ親にとって悩ましい問題の1つが「靴選び」です。
成長期の子どもは平均2カ月から4カ月の間で靴のサイズが変わるため、まだ履けるのに処分されてしまうケースが多いといいます。

回収を行っているある団体には、不要になった子ども靴が年間約2000足寄せられるそうです。

「Kutoon」では、月々定額で子ども靴を借りることができるサブスクサービスを展開しています。

この“サブスク”運営会社と新たな取り組みを始めたのが東京・足立区です。

これまで子ども靴の再利用は「寄付」が一般的でしたが、足立区は自主的に回収するため区内6カ所の施設に子ども靴の回収ボックスを設置しました。

回収した靴はクリーニングを経て“サブスク”店舗で利用、もしくは区のイベントで販売。
その靴を次の子どもが「使う」という新たなリユースのサイクルを地域規模で始めようとしています。

東京・足立区 SDGs担当者:
(行政として)古着の回収はよくあるが、子ども靴の回収という分野に絞っては珍しい。

この新しいサイクルが広がりをみせるのか、注目されそうです。